USBストレージデバイスの使用を無効にする方法

SoftActivity の機能についての問い合わせの中で、時々「USB接続するストレージデバイスを無効にしたい」というご要望があります。SoftActivity Monitor 自体は、USBストレージにファイルがコピーされたという情報は記録しますが、コピー操作自体を禁止する機能は含まれていません。

このような制限設定をしたい場合には、いくつかの方法がありますが、対象がWindows端末の場合には、まずはレジストリ設定の変更を試してみて下さい。

  • レジストリエディタを起動するために、regedit を実行
  • Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\USBSTOR というキーを探し、”Start”という名前のDWORD値を見つける
  • Startのデフォルト値は”3”です。その値を”4”に変更
  • 変更が有効になるようにWindows 10を再起動する

この設定変更により、USBストレージデバイスが端末に接続できなくなり、結果としてUSBストレージデバイスが使用できなくなります。なお、この変更では、USBストレージデバイスの使用を無効にするだけで、端末に USB 経由で接続されているマウス、キーボード、プリンタ等の使用には影響しません。

管理対象の端末が多い場合には、この方法以外にも、Active Directory のグループポリシー設定で変更する方法や、上記のレジストリ変更をスクリプトにして一括処理をする方法などがあります。